ホントは とじぇね

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

僕は娘の下着を干している

11年前に始めたマラソン。

歩いては走り、走っては歩く。そんな状態から、今ではフルマラソンを完走できるまでに上達した。

ここまでの道のりは決して楽なものでは無かった。

 

よく「ストレス発散にはスポーツがいい!」などという言葉を見聞きするが、それはあくまでもストレス発散を目的として、スポーツで汗を流したり、夢中になり集中したりすることで、一時的にストレスを忘れることができる為だと認識している。

このことは『走ること』も同じ効果がある。しかし、『トレーニング』と称する鍛錬に向き合った時、ストレス発散どころか、それ自体がプレッシャーとなり、別の意味でのストレスを生む結果になりかねないのだ。

 

まさにマラソントレーニングがそれにあたる。己に目標を課し、それにむかい日々の鍛錬を重ねていく。苦しさ、辛さの向こうに栄光がまっているからだ。

 

このように趣味の域を超えトレーニングを積む『走る人』を僕は『ランナー』と呼んでいるし、僕もそのランナーの一人だ。

 

三人家族の我が家。通常の洗濯は二日に一度で事足りる。しかし僕のトレーニングスケジュールの都合上、ほぼ毎日洗濯することになる。

 

トレーニング後にランニングパンツなどを脱ぎ、洗濯機に入れる。その時間はまちまち。

仕事が終わり、帰宅後に走ったり、もしくは、早朝に走ったりと、『一般人』とは異なる時間帯に洗濯物が発生する。そのたびに洗濯機を稼働させるのだ。

 

年頃の娘がいる我が家。

本来ならば、娘の洗濯物は娘自身が行い、干すところまでやらせたいのが親としてのしつけであり、本人の為だとも思う。

しかし、節約の意味からも、一度で済ませたい。そして何より娘自身が僕に洗濯物を触られることを嫌がらないのだ。

多分、僕が洗濯物係を卒業するのは、まだ先になるだろう。

 

 

娘が産まれた時の事を思い出す。

自分とは違う性を持った我が子。

初めておむつを取り替えた時の、なんとも言えない恥ずかしさ。

幼い娘を抱いて、公園を何度も散歩したっけ。

 

保育園では、仲の良い男の子と手を繋いでる場面に出くわし、笑顔の自分とは違う感情が湧いてきて、ビックリしたな。

 

小学校では、高学年になったとたん、突然バレンタインデーの準備を始めた娘に、「お父さん用だよな?」と質問して、困らせたな。

 

そんな娘にも彼氏ができたそうだ。

 

幼いころに着替えをさせていた、キャラクター付きの下着。

高校生の今は、そのころとは違う。

違うといってもまだ『大人の下着』までには至っていない。

僕も、もういい年だ。それぐらいの違いなら分かる。

 

この娘の下着が変わった時、僕は何を思うだろう。

素直に娘の成長を喜ぶことが出来るだろうか。

 

今はまだ、そんなこと考えたくも無いな・・・・

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。