ホントは とじぇね

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

18歳の娘の行動に対する違和感を誰も説明できない

お前らなにやってんだ!

思わずそう叫びそうになった。

 

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僕の娘は18歳。今年高校を卒業した。4月から短大生になった。

娘との年齢差は25歳。この25年の差が僕と娘の常識感覚を大きく隔てる時間なのだろうか。

僕たちはちょくちょく衝突してきた。僕の「常識だろ!」「普通はこうだろう!」という指摘に対して娘は「そんな人、私のまわりにはいない!」と反論してくる。

 

あまりにも娘がいうことをきかないものだから、どうにかしようと四苦八苦していた。

僕の友達に相談したり、子供を持つ身近な人に相談したり。

そんな人たちは僕と同じ意見で、やはり娘の感覚がズレているという結論に至る。

しかし『常識』とはザックリいうところの『多数派』であり、『大半の人間はこう考えている』というこれまで自分が接してきた人間関係での経験だ。経験則として、AとBがあればAを選択するひとが多かったという知識だ。もしくは誰かからそう指導されたというような類もあるだろう。

 

善悪というものは明快であるため説明しやすいのだが、『常識感覚』はどうにも説明しづらいのだ。

 

 

●具体例1

 3月1日。卒業式。コロナ禍であったが、父兄も出席できた。高校生活を思い出しながら、娘との日々を振り返りながら、共によく頑張ってきたものだと感慨にふける。式典も終わり校舎の外で友達や後輩と写真撮影している娘。思わず微笑んでしまう。

そうだよな、もうサヨナラなんだもんな。そんなことを考えていると自然と涙がでそうになった。娘が心置きなく別れを伝えるまで僕は待っていた。さて、惜別の時。卒業生たちが父兄の元へと散っていく。今晩は外食にしよう。娘の好きな焼き肉にでもしようか。荷物をどかっと車に積み込む娘の後ろ姿を見ながら考えていた。

「今日は泊まりに行ってくるね」

…は?

 

 

その言葉を残して娘は彼氏の家に泊まりに行った。

今日はせっかくの卒業式の夜じゃないか。家族みんなでご飯を食べようよ。

直ぐにLINEを送った。

「今まで我慢してたんだから、もういいでしょ!」

返事はそれだった。

 

 

その日から娘は連泊を繰り返す。彼氏の家や友達の家。

娘いわく「もう会えなくなる人が沢山いる。最後の思い出作りなの」

そのような理由を僕に伝え、数日外泊しては1日戻りまた外泊を繰り返し、結局3月は自宅に合計で5日程度しかいなかった。

卒業式以来ほとんど家にいることのない娘。いつまでも姿が見えない娘。

心配や苛立ちが募り「いい加減にしろ!」とLINEすると娘からは

「どうしてダメなの?」「何がいけないの?」と質問で返ってくる。。。

そして僕はその答えを明確に説明出来なかった。

 

 

●具体例2

「今日は彼氏が泊まりにくるから」

短大の入学式も無事に終わり、娘にとって新しい生活が始まって数日経過したある日の夜。帰宅した僕に娘がそう言った。

そういえば先日、遊びに行った帰りに娘を送り届けるため我が家に立ち寄ってくれた彼氏。その時に始めて挨拶をしてくれた。お土産まで頂いてしまった。

お付き合いして2年目になる二人。これまでは彼氏と顔を会わせたことはなかった。高校卒業を境に『正式』な『公認』な形を望むようになったのだろうか。

 

娘は彼氏の家に何度も泊まりに行っている。もちろんご両親も住んでいる。ご迷惑にならないかと心配したものだ。だから、「彼氏が泊まりにくるから」を断るわけにはいかない。我が家が断る理由はない。

そっか、泊まるのか…と、なんだか理由も分からない緊張を感じながらリビングで一人テレビを眺めていた僕。しばらくすると玄関に迎えにいく娘の音がして、リビングのドアが開いたと思ったら「おじゃまします」と彼氏が挨拶してくれた。

「ゆっくりしていって!」満面の作り笑いで返した僕。2年もすれば娘も20才。大人の仲間入りだ。いぃじゃないか、いいじゃないか、彼氏がいるだなんてありがたい。そうやって自分に言い聞かせながら、寂しさを感じずにはいられなかった。

こういうのが父親特有の感情なんだろうね…。

こりゃとっとと寝よ。いつもより少し早めにベッドに入った。でもなんか眠れない。

目をつむり温かくなっていく布団の温もりを感じていると、自然にウトウトとしてきた。落ちそうな意識の中に娘のかすかな声が聞こえてきた。

どうやら浴室にいるようだ。シャワーの音と共に娘の声が聞こえる。僕の寝室は浴室の真上。音は筒抜けだ。

機嫌がいい時は大声で歌いながら完全リラックスタイムを満喫している娘である。じゃあ今日も彼氏が来ているという事でご機嫌なのだろうと思った。でも今日は歌じゃない。何か話してるなぁ。独り言か・・・キモ!

 

…は?

 

娘の声と呼応して低い音も聞こえてくる。ま、まさか・・・・

彼氏と一緒にお風呂に入っていました。。。

正式に紹介されてから、挨拶をしてもらってから数日。初めて彼氏が泊まりに来た初日。まさか二人で風呂に入るだなんて・・・どういう神経をしているのか・・・

 

ここでも同じです。この違和感。

親の目前で彼氏と風呂。裸の付き合いだ。恥じらいというものはないのか?夫婦ならまだしも、『お付き合い』という段階で、いや高校を卒業したばかりのまだ成人もしていない年齢で、親の庇護が無ければ生きていけいない状態で・・・

 

違和感を感じて、悶々とする頭の中に娘の声が聞こえます。

「何がいけないの?」そう問われたら、やはり答えに窮してしまいます。

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上記に上げた具体例について周囲に相談しました。子を持つ親に話しました。

①『万が一のことがあったら自分だけでは責任は取れないのだから親のいうことを聞くべきだ』

②『親に養ってもらっているのだから、親のいうことは聞くべきだ』

 

大まかにまとめると、この2つで僕と意見が一致しました。しかし僕はこの答えに違和感を感じたのです。また娘の行動を抑止する明確な理由にもなっていないと思ったのです。

 

『親だから』という一方的な権力を行使した力技はずるいと思うのです。ダメならダメと明確な理由を伝えたいのです。

やはり僕には娘の声が聞こえます。

 

「何がダメなの?」

 

僕はまだこの答えを見つけられずにいます。。。

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。