最近ね、後藤君とお酒を飲んだんですよ。
後藤君は僕より年下なんだけれども、彼も離婚して独身なんです。
「じゃあ、行きましょうか!」ってな勢いで二人でお酒を飲みに行きました。
「じゃあ、行きましょうか!」の『じゃあ』には、【お互い仕事ばかりの寂しいおっさん同士、たまには羽目を外して飲みましょうよ!】っていう意味が込められていて、なんだか嬉しかった。
いや、僕はそう感じたんですよ。そういう意味だと思ったんですよ。
でなけりゃ、『じゃあ』って付けなくていいでしょ?
でもね、結局ね、後藤君と飲みながら話をしていたら、彼には彼女がいるみたいで、しかも、とっても良い彼女なんです。
36歳の後藤君に対して、彼女は35歳。
車で1時間ぐらい離れた所に彼女は暮らしているんだけど、互いを尊重しあえる間柄で、僕と飲んでる時だって、一度も連絡をよこさない。
週末には後藤君の家に来て、掃除やら洗濯やら、料理やらやってくれて、しかも作り置きして冷凍までして、なるべく自分の手料理を、バランスの取れた食事が食べれるように、体の気遣いまでしてくれる。
お金の管理もしっかりしているようで、後藤君に甘えすぎない、わきまえた人みたいだし、彼女自身もしっかり貯蓄があるらしい。
おい、おい、おい、、、そんな立派な子、どこに落ちてた???
そんなグレードの高い子、まだ売れ残ってたのかよ???
よーし!興奮してきた!
ここまで書いたから全部書いてやる!
後藤君の彼女ね、スレンダーで身長が170センチあって、バストがFカップなんですって!
ふ・ざ・け・る・な
ここまで読んでくださった方、どう思います?
なんかの詐欺ですかね?きっとそうですよね?
もうしばらくしたら、『幸せの壺』とか「カットが特殊なダイヤなのぉ~すてき~~」とか、「母親が未知の病気で多額の治療費が必要なの・・・・シクシク」とか、やっぱそういうやつですよね!
空しくなってきたので、やめます。。。
後藤君はラッキーなのかな。
離婚の話を聞いたら、かなりヤバい状態を潜り抜けて現在の安定した生活を手にしたようだし、元妻は速攻で結婚したみたいで、不倫の匂いがプンプンしてる。
子供とも引き離されてしまったようで、でも新しいお父さんと困惑させないように、なるべく会わないように気を使ってみたり。
とりあえず、『悲惨な離婚』を乗り越えて今の幸せを手にしたみたい。
僕の周囲にも沢山いるナチュラル独身や、僕のような訳あり独身。
後藤君のような奇跡なんて起きない事を、十分に知っている。
後藤君は知り合いからの紹介だったようだけど、紹介ってかなりリスクが高い。
紹介される方も、する方も。
互いの好みや、お勧めポイントが違うから。
ラーメンと同じですよね。自分が美味しいと感じるものを、必ずしも他人が美味しいと感じるわけじゃない。
ましてや、僕のような年齢になると、紹介してくれる人なんていない。
もう、『賞味期限』から『消費期限』に劣化している真っ最中なんですもの。
僕たちみたいな奴に、紹介なんてできるわけがない。
僕ね、別に真剣に婚活とかしてるわけじゃ無いんです。はっきり言って、結婚したいとも思わない。
でも、後藤君の話を聞いて、幸せそうな顔を見て、「俺ってラッキーですよね」っていう言葉を聞いて、羨ましいと思いました。
だから、もう一度だけ、真剣に頑張ってみようと思います。
行動あるのみなんです。
偶然の出会いを演出するんです。夢は自分から掴みに行くんです。
たとえば、ランニング中に女性の車に引かれてみたり。
たとえば、雨の日に傘をもっていないふりをして、傘をさす女性の近くでアピールしてみたり。
たとえば、図書館で同じ本を偶然のタイミングで取ろうとしてみたり。
いやいやいやいや、、、無いからそういうの。
真剣に考えてみると、やはり『出会い』とは、なかなかあるもんじゃない。
ってか、異性はそこら中にいるんだけど、接点がない。
無いなら作ってやろうじゃないの!ってな考えで、やっと今回のブロブの題名に辿り着いたわけです。
はい!皆さんご一緒に今回のブログタイトルを、ご唱和願います。
『異性への声の掛け方をガチで考える』
この記事を読んでくださっている独身の方。男性でも女性でもいいです。
世の中には素敵な異性が沢山いますよね?
出かけた先ですれ違う人。車の窓から見える人。お店の店員さん。
素敵な人は、見た目がタイプな人は沢山います。
しかし、接点が無い。
男性なんてあからさまなので、完全に目で追っています。なんなら僕は振り返ったりします。
普通はそれで終わりです。でも、もう僕たちはそれじゃあダメなんです。
接点を自分から作り出さなきゃダメなんです。
だから自分から声を掛けるのです
そう考えるとまず初めに思うのは、『迷惑なんじゃないか?』って事です。
だからまず自分だったらどうだろう?と考えてみました。
タイプではない異性から声をかけられたら自分だったらどう思うだろう?感じるだろう?って。
とりあえず、これは想像なので「あの、タイプなので今度食事でもどうですか?」と声を掛けられたとします。突然です。
・・・・・・これはダメですね。
やはり声の掛け方も重要ですよね。
まず、話しかけられる内容は置いといて、迷惑であろう、タイプではない人から声をかけられたとして、どう思うか?
その場でお断りしたとしても、『悪い気はしない』のではないでしょうか?
どうでしょう皆さん。どうなんでしょう?
僕は多分大丈夫です。悪い気はしません。だから話をこのまま進めます。
次はやはり、声の掛け方。話す内容です。これが一番重要なんだと思うのです。
一つ思いつきました。
たとえば、ペットショップの前で、ガラス越しに子犬を見ている異性がいるとします。
僕もその近くに行って子犬を眺めます。
もしその女性がけっこう長い間、子犬を眺めているようなら「かわいいですよね」と自然に何気なく話しかけてみるのはどうでしょう。そして相手の反応にあわせて、追うか引くかを判断する。
さらにもう一つ思いつきました。
前方から向かってくる異性がいるとします。
軽く手を振って「この間は、どうも」と言いながら近づいていきます。そして、「あっ!人違いでした(汗)すいませんm(__)m」という感じで話をしてみて、あとは相手の反応をみて、追うか引くか判断する。
さらに、さらにもう一つ思いつきました。
服を選んでいる異性がいたとします。
「突然すいません。妹(弟)にプレゼントを選んでいるんですけど、どっちがよさそうですかね?(二つ持って)」。
これ、けっこういけそうじゃないですか?
あとは、相手の雰囲気しだい。
やはり、とにかく接点を持たなければなりません。初めの一歩を踏み出さなければなりません。
待っていても何も起きない。それはもう十分に経験し、理解しています。
僕は、後藤君が羨ましい。とにかく羨ましい。
そしてもし僕がまた、パートナーを見つける事ができたなら、こんなにうれしい事はありません。
賞味期限ギリギリの僕ですが、最後にひと花咲かせてみたいと思います。
この、ど田舎秋田で僕は、出会いを求めて羽ばたきます!!!
よし!イオンへ行こう!!
※イオンかよ・・・
少しでも、誰かの心に響けたら!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。