ホントは とじぇね

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

アラサー以上に告ぐ!男の色気は行きつけの居酒屋で磨くべし!!

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「兄さんも、そう思うだろぉ?」

知らないおじさんから声を掛けられる。

「はい、先輩の言う通りっす!」と、僕は返す。何十歳上の先輩なんだろ?

 

 

 

 ずっと前から気になってたお店。行動あるのみ!!勇気をもって暖簾をくぐった。

そこには心地よい空間があった。

数年前から通い始めて、「行き付け」になった飲み屋がある。

 

 

 

毎日が仕事と家の往復で、目新しい人との出会いは、スーパーやコンビニの新人のみ。

日中に会う利害関係で繋がった人々は、金の匂いが意味深に漂い、互いの笑顔の中には、『駆け引き』と『愛想笑い』を繕う関係ばかり。

 

異文化交流会と銘打った名ばかりの集まりは、『損得勘定』が見え隠れする。濁った煙を吸い込む煙草のようだ。

 

仕事での繋がりは所詮、固定された枠の中で、同じ次元しか映すことのできない「眼鏡」を通しての世界ばかり。自分の立場やシガラミで固められた甲冑を外すような無防備な姿を晒すことは、『恥』とも捉えられかねない。

 

 そんな僕たちの日々は、再現なく続いていく。

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たまには、甲冑を下ろしてもいいではないか。戦いに小休止を打ち、心を緩まし開放する時間があってもいいではないか。

一日の戦いを終えた戦士には、アルコールという媚薬を楽しむ権利がある。飾らないで済む自分を、甲冑を下ろせる場所を確保しておかなければ、この広大な戦場を最後まで生き抜く英気は直ぐに枯渇してしまう。

 

 

『居酒屋』という、知らぬ者同士が集う空間。何の利害関係も無く、旨い魚に旨い酒を目当てに集う者同士の場所。皆、同じ物を求めて赤い灯に吸い寄せられた人たちは、それだけで同じ価値観をもっているのだと表明している。

 そこで飛び交う言葉は、何の衣もまとわない、何の駆け引きもない素っ裸な自分たちそのものだ。それは真っ新な白紙(しらがみ)に墨汁をたらすような気持ちよさ。

何の利害関係も無い出会いの中で、その時に自分が感じた真っ直ぐな気持ちを投げかけるだけの言葉が飛び交う。

 

 

『行きつけ』とは、そんな心地よさを与えてくれる場所なのだ。

ちびり、ちびりとやるも良し。見知った顔に話すも良し。ここに「初対面」などという堅苦し形など無い。「人」と「人」が居合わせたのなら、それだけで新しい世界が作られる。今だけの世界。また繋がるかもしれない期待をはらんだ世界。

 

様々な話題が飛び交う。自然と耳に入ってくる。「苦労」も「笑い」も「愛」も「恋」も「嫉妬」も「情事」も、自分だけでは知ることの出来ない「リアル」が語られる。

  ここに本物の『異文化交流』があり、本物の『先輩と後輩』がいる。

 

日本に色濃く残る「居酒屋文化」は、男を磨く絶好の場であることに、今後も変わりは無いだろう。

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。