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童顔男性の人生  童顔は男性にとって損か得か

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僕はイケメンではない。イケメンではないのだが、どうやら『童顔』らしい。今年で42歳になろうとしている。35歳あたりから頻繁に他人さまから『若い』と言われることが多くなった。最近でもまだ言われる。一見『若い』と言っていただく事は良い事のように思えるが、いまだに自分としては『???』と感じることがある。女性であれば若さというのは武器になりそうな気もするが、僕は男性だ。見た目が若いと言われる『童顔』について深く考えたことが無かったので、一旦落ち着いて『男性の童顔』について考えてみようと思う。童顔歴42年のプロの童顔ニストとして。

 

 

●俺ってちょっと違うかも?と思い始めた時期

若かりしころを振り返っても、女性にモテた試しなど、ほとんど無い。むしろブサメンとして戸籍に登録されているはずだ。他人さまから容姿についてディスられた記憶はしっかりとある。ブサメンとしてディスられる理由の中に『童顔』が入っていると思う。

最初に自分で『童顔』につてい気づいたのは19歳ぐだいだっただろうか。高校の卒業アルバムを見ていた。卒業アルバムの一番後ろに三年間のクラス写真が載っていた。1ページ開くごとに学年が上がる。僕の高校1年から3年は、『一昨日、昨日、今日』だったのだ・・・・あまりにも変わらない僕を、周りの友人が大爆笑していたことが思い出される。

僕はフライング気味に結婚した。『気味』じゃなくてフライングしたのだと思う。第一子が誕生したのが21歳の時だ。妻とは同じ年齢だったのだが、無事に長男を出産し病室へ帰ってきたとき、僕がねぎらいの言葉を伝えた。その後の妻の言葉が印象的だった。「看護婦さんから、旦那さんは高校生ですか?」と真顔で聞かれたというのだ。産まれたての我が子を目にし、これから父親として生きていこうと強く心に誓っていた矢先の出来事。父親が高校生に見えるというのだ・・・・はっきり言ってショックだった。なんだかバカにされた気分だった。

 

 

●実年齢が若い人に『若い』と言うのは良くない

『若い』という事は決して誉め言葉だけではない。『若い』というのは『未熟』と同じ意味だから。若い人は自分が未熟であることを理解している。実年齢が若い人に、『若いなぁ』なんて伝えたら、『未熟』+『未熟』。ネガティブな人だったら『未熟』×『未熟』と受けて止められかねない。

さらに言うならば『若い』と言われると、『幼い』と言われたように聞こえる。同性からも異性からも『幼い』と言われているように聞こえてしまうのだ。これはネガティブに捉えているからだろうか?いや違う。やはり若さとは未熟さであり幼さの象徴。

「若く見えるなぁ」でも、あまり変わらないと思う。実際に若いのだから若く見えて当たり前なのだ。外見よりも内面を見透かされているような気分になる。実年齢が若い時は『若い』だなんて、年上からでも同学年からでも年下からでも言われたくない。

 

 

●見た目が若いと言いう弊害

22歳の時、駅前で煙草を吸っていた。交番の向かい側に灰皿があった。お巡りさんが出てきた。年齢を聞かれた・・・・ガチでムカついた。交番の前で堂々と法律違反する人間に僕が見えたということか?普段は穏やかな僕だが、この時はさすがにお巡りさんを睨んでしまった。

僕はお酒が好きだ。美味しい物を食べながら、ワイワイと騒ぎ、そして美味しいお酒を飲むことは、物欲の無い僕にとって最高のご褒美なのだ。当時の僕は免許証を車に入れていた。財布ごと失くしたら大変なので、リスク管理の意味でもそうしていたのだが、身分証明書を持っていない事で飲み屋さんから断られる事が多発した。連れ合いの友達ではなく、僕にだけ質問されるのだ。こんなことが25歳ぐらいまで続いた。

20歳の時にニューヨークに行った。この時も最悪だった。好きで行ったわけでは無く用事があっていったのだ。当時のニューヨークは聞こえる範囲のどこかでずっとパトカーのサイレンが鳴っている町だった。怖いからホテルに近い居酒屋さん(日本語が通じるから)に毎日通った。当然お酒を飲んだ。店では何も言われなかったが、ホテルに帰ってから捕まった。ホテルの人に問い詰められたのだ・・・かなり酒臭かったのうだろう。言葉が分からない・・・・ツアーコンダクターの人に助けてもらった。それでなくてもアジア人は童顔に見える。それに加えて僕だ。もう泣きたかった。

法律において年齢制限による許可ないし制限が設けられている部分に抵触しているように見えることが『若く見える事』の弊害である。実害である。

 

 

●仕事での弊害

僕は現場監督だ。立場的には管理をする職業。当然僕には現場の把握や知識などが求められる。そして指揮しなければならない。仕事において経験が何より物をいう。軍人に置き換えるなら、いくつの戦場を経験したのかで尊敬される度合いが違うように。このことは自然に年齢に換算される。一般的には。年齢が高いほど経験が豊富ということだ。それだけで説得力に違いが出る。年齢が高い=経験豊富という事は、威厳や強制力すらある。指揮する立場において、最高の武器になる。

若くて知識豊富だと、『理屈っぽい奴』や『絵にかいた餅』や『事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!』と机上の空論的捉えられ方をされる。しかし年齢という人間に刻まれた体と心と顔の皺は、それだけで人を黙らせる『説得力』を生じさせる。『経験済み』というその人のマニュアルに人は簡単に乗ってくれるのだ。相手の思考を停止させる魔力を『年齢』は持っている。

このような意味からすると僕は大きく損をしている。同じことを伝えているのに、不満をぶつけられる場面が度々発生した。ぶっちゃけて言うと、本当に最近まで嫌な思いをした記憶を呼び起こすことができる。ネームプレートに年齢は記載されていない。

話をする前に「僕は42歳なんですが、それでね・・・」なんていちいち言う方がおかしい。

仕事において見た目は大事だ。身だしなみという当たり前の事柄だけではない。人は人を秤(はかり)に掛ける。序列を読もうとする。男性は特に。『若く見える』ということは序列判断を狂わせるのだ。

 

 

 

●『若く見える』という定義は何か

「若く見えるよね」と言ってくる人たちは、年齢による劣化のイメージと僕との差を指して言っているのだ。そういう意味において僕は実年齢より『劣化』していないと捉えられているのだろうか。

年齢と劣化の度合いは、その人個人の経験からくるものである。その人を囲む環境に左右される。そして一番の尺度は『同窓生』なのではないだろうか。もしく社会で出会う同じ年の人。自分という存在と同じ年の人を比べ平均化したイメージが劣化具合を計る物差しになる。結局のところ『若く見える』というのは完全に個人の感覚の問題なのだ。『童顔』は全ての人にとって『童顔』なのではない。画像解析が発達してきた現在において『童顔の定義』は存在するだろう。いやもっと前から存在しているだろう。しかし一般社会における『童顔』や『若く見える』ということは、受け取り手に委ねられている。髪型からたるみ、皺や髭など、相手に与えるイメージの総合分析の結果の答えなのである。だから万人に若く見られているわけでは無い。

 

 

 ●見た目が若いと言いうメリット

はっきり言って無い。男性に童顔のメリットって無いのでは?せいぜいあるとすれば女性からのイメージだろうか。「きゃ!かわいぃ~」と女性が言ってくれるだろうか?言われたいだろうか?そもそも「きゃ!かわいぃ~」と言われるぐらい若いということは幼稚園児レベルということで、いつの年代でも言われたくない、持たれたくないイメージだ。と、ここまで書きながら一つだけメリットを思いついた。

『童顔はそれだけで昇格する』。これは最近の話だ。アラフォーとかになってから。同窓生の集まりや結婚式など、いわゆる『おっさん』が大勢集う場所で最大のメリットを発揮する。周囲は加齢により劣化するが、劣化の度合いが現れにくい童顔BOYはそれだけで価値を発するのだ。イケメンBOYも劣化する。おっさんになる。しかし童顔BOYは若い。年齢を重ねた人たちにとって若さこそ価値。そうなのだブサメンで世を席巻した僕は昇格した。周囲が勝手に脱落していったからとも言えるが。昔よりちょっとだけ相手にしてもらえてる感じがするのは、『童顔』による『若さ』が理由なんだと思う。

 

 

●まとめてみる

見た目の感想は本当に人それぞれ。僕の事を高校生と言う人もいれば、実年齢より上に見る人もいるし、実年齢近辺で当ててくる人もいる。現時点で確定しているのが20代の人は僕の事を実年齢近辺でしっかり見てくれているってこと。ただし統計的にはどうしても若く見られる。でも僕は「だからどうした」と正直思ってしまうのだ。きっと言ってくれてる人は誉め言葉のつもりなんだろうけど。

飲み屋のねーちゃんから言われる「えぇ~!わか~いぃ!!見えなぁ~~い」よりはマシなのだが。「だったらこの後付き合えよ!」「いいわよぉ~」みたいな威力は無いのだ。結局ね。だからなんのメリットも無い(笑)

アラフォーになり人並みにおっさんになったが、童顔の恩恵を受けた試しはない。男性にとっては年相応が一番いいのだと思う。年相応に『味わいのあるおっさん』のほうがモテると思う。男性は見た目で金を稼げる訳じゃないからね。男性の魅力とは見た目とかより、包容力だとか、話してて楽しいだとか、社会的力とかそういうもんでしょ。

僕は地位も名誉も金も無いので神様が『若さ』という微力なパワーを授けてくえたのかもしれません(笑)

こんな自分を受け入れて、この先も飲み屋のねーちゃんに「えぇ~!わか~いぃ!!見えなぁ~~い」と言われながらビッグチャンスを狙い続けます!

 

 

 

 

そして、とりあえず中身を磨きます!

噛めば噛むほど味のでるスルメのようなおじさんを目標に!

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。