ホントは とじぇね

ホントは寂しがりやのシングルファザーが叫ぶ! 誰かに届け!誰かに響け!!

雨を探して

とにかく暑い夏。ひと昔前に比べて、日本の気候は変わってしまった。30度を超える事が珍しくないのだから。

 

ランナーにとって夏のトレーニングは過酷。2時間も走ると、自分の汗でシューズまでびちゃびちゃになってしまう。

 

まさか、30度を軽く超える酷暑の中で走るわけにもいかず、基本的には早朝スタートとなる。

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日本の夏は蒸し暑い。これが辛い。

汗をかいても、体からの熱が逃げず、それに対抗しようとさらに汗が出る。

自販機で買う水分は、水とスポーツドリンク。

二本は持てないので、どちらか一つのチョイスとなるのだが、これが迷う。

 

水なら、飲むこともできるし体に掛けることもできる。

スポーツドリンクには、失われたミネラル分などを補給する効果がある。

 

ちなみに、人間が一度に吸収できる水分は、150mlから200mlと言われている。しかも20分から30分かけて吸収される。僕の記憶が正しければね。

ってことは、500mlのペットボトルを購入してもしばらくは、飲み干せない。飲んでも無駄だし、お腹がちゃぽちゃぽになってしまう。

 

さて自販機の話に戻るが、実際のところ、水を買うことが多い。

そう!体に掛けたいのだ。

全身から滴り落ちる汗。体温も上がっている。水は、喉を潤すだけでなく、一瞬の涼をもたらしてくれるアイテムでもある。

二口だけ口に含み、飲み込む。冷たい液体が体の中に流れていくのが分かる。

手に掛けて、少し水を貯め、そのまま顔を拭った時の爽快感ったら、叫びたくなるぐらい気持ちがいいものだ。そして肩から下の方へ、両の腕に掛ける。

汗が流されていく。純粋なサラサラした水が、体を清めてくれる。

 

こうして自販機の前を旅立つ時には、リフレッシュした爽快な気持ちで、再スタートできるのだ。

 

ただし、このチョイスが吉と出るか凶と出るかは、この時点では分からない。

さて、なんのことを言ってるのかお分かりだろうか?

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実は、熱中症のこと。

現在では常識となっているが、水分だけの補給では、体から失われた塩分やミネラル分が不足する。

汗の中に含まれて、体の外に出ていってしまうのだから。

2時間、3時間と走るランナーにとって、このことは重大な結果をもたらす。

 

汗をかきやすいタイプのランナーは、必死に水分を補給しようと努力する。しかしこの時、塩分等の補給を怠ったことで、後の熱中症へとつながってしまう。

 

本格的なマラソントレーニングをするようになり、分かったことがる。

このような体調トラブルというのは、何もその時だけ気を付けていればいいのではない。前日の食事や過ごし方などで、変わってくるのだ。

 

仕事や私生活でのストレスも影響を及ぼす。

『病は気から』ではないが、メンタルヘルスもまた、十分に体に悪影響を及ぼす要因となる。

 

 

とにかく夏場のトレーニングは、過酷を極める要素がふんだんに詰まっている。

要は、暑いのだ。

このことを避ける手段がある。

雨である。

 

雨の中を走ること。不快に感じそうだが、実はまったく不快ではない。

体はいずれ汗で濡れる。どうせ全身が濡れてしまう。

だから、雨で濡れても変わらない。

 

そして何より、雨は気持ちいい。常に体に当たって冷やしてくれるのだから。

だから僕は雨を好んで走る。これはきっと僕だけじゃないだろう。

 

走りながら雨を探す。

いつものコースに雨雲を探す。

ここで不思議な光景を目にすることがある。

 

突然現れる道路の色の違い。

本当に面白いほどくっきりと、色が変わっている。

濡れている部分と、乾いている部分。

 

少し前までここは雨が降っていた。

誰かが走った時には、雨で、僕が通っている今は晴れ。

 

誰かはここを、心地よく走り、今の僕は辛さに耐える。

ここを通った人がランナーじゃなかったら・・・・

通り雨に打たれて、不愉快に思いながら通ったのだろうか。

 

 

僕は雨を探して走る。

 

でもその雨は、降る人によって意味が違う。

 

 

少しでも誰かの心に響けたら!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。