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建築基準法では地震と台風が同時に来ることは考慮されてない【3.11を教訓にして】

あの日から9年経過しました。そうらしいです。
目まぐるしく日々が過ぎ去って行くなかで、震災の当事者の方々はどのように今日を感じているのでしょうか。想像すらつきません。



現役で建設業に、建築に携わるものとして、浅くではありますが東日本大震災があったこの日に触れてみようと思いました。



僕は建築士の資格を持っています。ただし、現状の実務とは少し違いますが。

素人ではない僕がお伝えしたいことがあります。

法律は万能ではないということです。




建築基準法は建物を作る上で、ほとんどの事柄を法律的な定めを持って定義されています。
総則に『国民の生命と財産を守る』と記されています。

※現役の皆様、補足をお願いします



ほぼ全ての建物がこの法律の上に建築されています。しかしながら、タイトルにした通り『地震と台風は同時に発生しない』という考え方で構造的な計算を行うように出来ています。はたして本当に地震と台風は同時にくることは無いのでしょうか?
※僕が学んだ時はそうでした



東日本大震災が起きてから、その後言い訳としてよく言われていました。『想定の範囲外』というこを。その事を責めるご意見があるのは知っていましたし、かなりの割合だったように記憶しています。ただ僕は理解できます。『想定の範囲外』という意味が。


現実社会において、何かとコストが重要視されますが、建築においても同様です。天災に対して備えるのは当たり前ではありますが、『最悪』をどこまで想定するかという課題に対して、大きく見積もれば見積もるほどコストに跳ね返ってきます。



家一つ、建物一つ作るに当たり、安全を考慮してどのぐらいのコストに設定するのかは、難しい課題です。何せ法律ですから、最低限を定めなければなりません。抵触されない最低限を定めるのです。
この事は建設を生業とする業界に多大な影響を与えます。

「法律でこうなってますから、お金がかかるのです」という理由で、お客様の予算に合わずに受注できなくなれば、その数が多くなれば業界は疲弊してしまいます。また、建物を求めるお客様も大変です。



子細に書くとくどくなるので割愛しますが、要するに法律や国は万能ではないということです。


9年前に起こった出来事。それ以前や以後に起きている天災。そのような事実を、出来事を教訓にして、僕たちは自ら身を守るしかありません。
あの日を教訓に自らが考え、自らで備えるのです。



想定の範囲外は起こりうるのだと、あの日が教えてくれました。

大勢の被災した、亡くなった方々の苦労と無念さを無駄にしてはいけません。



繰り返される平凡な日々を簡単に奪ってしまう災いは、僕たち全ての人に起こりうる事実なのです。



どうか身近な人を大切にしてください。自分に関わってくれる全ての人を大切にしてください。
きたるべき時、自分が後悔しないように。



少しでも誰かの心に響けたら!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。